ジョーシンうめきた
教科「情報」の評価と情報入試
情報処理学会はこれまで,情報技術を専ら対象とした,プロフェッショナルソサエティとアカデミックソサエティの両面を併せ持つ学会として,技術の普及や標準化などを通した技術水準の向上,研究会などに代表される情報技術分野の知見の拡大を中心に活動してきました。しかし,情報技術が広く普及し世の中に大きな影響を与えるようになった今日では,学会員が持つ専門性をより広く世の中全体に貢献する形で活かしていくことも,学会の重要な責務となって来ています。
このような考えから,高校教科「情報」シンポジウムを情報処理学会情報処理教育委員会と初等中等教育委員会主催で開催し,現役の高校教諭にも多数参加して頂くことで,高校教科「情報」のあり方について議論する場を設けてきました。2014年度も,高校教科「情報」を中心に,情報処理学会が初等中等教育全般に貢献して行く上ではどのような形が有り得るか,どのような課題があるかを,高校の現場からの要望をもとに,議論することを目的として開催します。
準備中
中西通雄(大阪工業大)
Chair:中野由章(神戸市立科学技術高)