情報処理学会は,高校教科「情報」のあり方を広く議論していく場として高校教科「情報」シンポジウムを毎年開いてきました。現役の高等学校の先生がたにも広く参加していただいて,高校教科「情報」を巡るさまざまな課題を掘り出し,それらの解決に向けての道を探り,次の年までにそれぞれが活動してその成果を報告し合う,そうした場にするのが目的です。
今年も,その高校教科「情報」シンポジウムを開催します。今年は,来年度から施行される指導要領の下で,高校での教科「情報」の教育成果をどんな形で外学入試で問えるのか,大学入学後の情報教育に繋げていくのか,さらには,どんな形の高校・大学の連携を進めていけるのかを中心のテーマとして議論を深めます。これらの議論は,また,予想される2023年の指導要領改訂に向けて,よりよい高校教科「情報」のあるべき姿を世に問う活動を展開するよすがともなります。
高校教科「情報」に興味・関心をもつ多くの方々はふるってご参加ください。
準備中
10:30〜10:40|オープニング
10:40〜11:20|情報教育と情報処理学会の活動
筧 捷彦(情報処理学会 情報処理教育委員会委員長、早稲田大学)
11:20〜12:00|次期指導要領に向けた情報教育内容の提案
久野 靖(情報処理学会 初等中等教育委員会委員長、筑波大学)
13:30〜14:00|「情報」入試に向けた活動
中野由章(情報入試研究会世話人、大阪電気通信大学)
14:00〜14:30|明治大学情報コミュニケーション学部が実施する「情報総合」入試|明治大学情報コミュニケーション学部が実施する「情報総合」入試
古屋野素材(明治大学)(「情報科教育法」担当)
14:30〜15:00|高校「情報」と大学教育の接続
河村 一樹(情報処理学会一般情報教育委員会委員長、東京国際大学)
15:15〜16:45| パネルディスカッション
「情報教育の発展のために」
16:45〜| クロージング
筧 捷彦(早稲田大学)、久野 靖(筑波大学)、辰己 丈夫(東京農工大学)、中野由章(大阪電気通信大学)、中山 泰一(電気通信大学,実行委員長)